DAIV-NG4500レビュー!DAIV最小・最軽量のクリエイター向けパソコン

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マウスコンピューターのクリエイター向けPC「DAIV-NG4500」をレビューします。本格派志向のDAIVブランドの中では最もコンパクトで持ち運びに優れたモバイルPCです。このノートパソコンで実際に写真編集や動画編集を行ってみたのでその感想をお伝えします。

マウスコンピューター 写真編集用パソコン DAIV-NG4500レビュー

神戸ファインダーをご覧いただきありがとうございます。理想のパソコン環境を求めて試行錯誤しているAki(@Aki_for_fun)です。わたしは自宅(事務所)だけでなく外でも作業したいことがあります。気軽に持ち運べてかつパワフルに写真のレタッチ・書き出しもできるようなパソコンを求めてマウスコンピューターDAIV-NG4500を使ってみました。

※マウスコンピューター社よりパソコンを1ヶ月ほどお借りしてレビューを書いています。

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DAIV-NG4500ってどんなパソコン?

マウスコンピューター DAIV NG4500 外観

DAIV-NG4500はマウスコンピューターのノートパソコンです。DAIVというのは同社がクリエイター向けに開発したパソコンのブランド。DAIVのなかにも様々なシリーズのパソコンがあるのですが、NG4500シリーズはその中で最も小さくて薄く軽いノートパソコンです。

価格帯としてはだいたい12万円くらいからで、モデルやカスタマイズ次第で20万円くらいになります。コンパクトでありながらCPUはi7-7700HQ、グラフィックスはGeForce GTX1050を搭載しているので画像編集や軽い動画編集もできるパワフルさを兼ね備えています。またストレージを2種類搭載できるのでSSDとHDDの併用やSSDをふたつ載せることも可能です。

カメラが趣味の人や、映像編集の作業を行う人に向いているパソコンです。

参考:【公式】DAIV-NG4500シリーズ |DAIV マウスコンピューターのクリエイター・エンジニア向けPCブランド

DAIV-NG4500の特徴

液晶ディスプレイ

DAIV NG4500 液晶ディスプレイ

DAIV-NG4500は14型フルHDの液晶ディスプレイです。ノングレアなので液晶への写り込みは少なく集中して作業するのに向いています。

ノートパソコン本体の液晶ディスプレイでサポートされる解像度はフルHD、つまり1920×1080までです。mini DisplayPortやHDMIで外部ディスプレイと接続すると4K(3840×2160)にも対応します。

色域については仕様書に説明がありません。つまりsRGBやAdobeRGBのカバー率については特に優れているわけではないようです。かといって劣悪と言うほどの見た目でもありません。色にこだわるなら外部ディスプレイと繋いで作業をしたほうが良いです。

キーボード・トラックパッド

DAIV NG4500 キーボードとトラックパッド

DAIV NG4500 キーボード

キーボードのレイアウトがすこし特殊かもしれません。個人的には右側の「shiftキー」が一番端にあって小さいのが使いづらいと感じました。よく間違えて「上方向キー」を押してしまいました。

DAIV NG4500 キーボード

キーボードの打ち心地については特に大きなクセもなく使いやすいと感じました。公式の仕様書によるとピッチ約 18.75mm、ストローク約 1.5mmとのこと。

DAIV NG4500 キーボード ホワイトLEDのバックライト

 

キーボードにはホワイトLEDのバックライトがあります。明るさは5段階の調節ができます。

マウスコンピューター DAIV NG4500 電源ボタン

電源ボタンは中央にあります。

DAIV NG4500 トラックパッド

トラックパッドはシンプルで使いやすかったです。

インターフェイス

DAIV NG4500 インターフェイス 側面

DAIV-NG4500の左側面には、映像出力としてmini DisplayPort(×2)とHDMI(×1)があります。そしてUSB 3.0 Type A(×1)とUSB 3.1 Type C(×1)、ヘッドフォン出力、マイク入力、S/PDIF。USB-CはThunderbolt3ではありません。

DAIV NG4500 インターフェイス 側面

逆側の右側面にはSDカードリーダー、microSDカードリーダー、USB 3.0 Type A(×2)、そしてインターネットの有線LANケーブルを繋ぐイーサネットLAN端子があります。もちろん無線LANやBluetoothにも対応しています。

DAIV NG4500 側面

背面には電源ケーブルの差込口があります。

DAIV NG4500 背面

個人的にはこうやって中央に電源ケーブルがあったほうが場所を選ばず使いやすいので好印象です。左右どちらかにあるパソコンだとコンセントの位置次第ではケーブルが机を横切るようになってしまって邪魔なんですよね。

サイズ・重さ

DAIV-NG4500の本体寸法は幅349mm×奥行き247mm×高さ25.4mm(折り畳み時/ 突起部含まず。突起部含むと高さが28.8mm)。

マウスコンピューター DAIV NG4500 サイズ・大きさ

DAIV-NG4500の上にA4用紙、L伴写真、コーベアーを置いてみました。

DAIV NG4500 横から見た状態 厚み

質量は約2.2kg。カスタマイズ次第(メモリの搭載量など)で重さは多少変動します。

DAIV NG4500本体と電源バッテリー

マウスコンピューターのDAIVシリーズは高性能なCPUやグラフィックスを積んでいるので、ハイパフォーマンスなかわりに消費電力が大きいです。そのため電源アダプターも大きいです。

DAIV NG4500本体と電源バッテリー

それでもNG4500はDAIVシリーズの中では一番小さな電源アダプターです(実測:高さ25mm×幅73mm×長さ146mm)。個人的にはギリギリ許容範囲内といったところ。

DAIVノートパソコンのACアダプター比較

DAIVのノートパソコンの電源アダプターを並べた様子

上の写真で一番手前がDAIV-NG4500、真ん中がDAIV-NG5500、一番奥がDAIV-NG5720の電源アダプターです。

持ち運びについて

写真や動画を編集できるハイスペックのパソコンは大きいものが多いのですが、DAV-NG4500なら外に持ち運ぶ気になれるサイズです。

同じDAIVシリーズでもNG5720シリーズNG7630シリーズなど上位機種になるにつれサイズが大きくなってしまいます。17.3型のシリーズだとカフェで気軽に作業なんてとても言えないのですが、それと比べるとNG4500はだいぶ気楽です。これならまさにモバイルPCと言ってよいでしょう。

バッテリーの持続時間について

仕様書ではDAIV-NG4500のバッテリー持続時間は約5時間。ただしこれはあくまで定められている測定方法に則って計測した持続時間なので、実際にRAW現像のような重たい作業をしているとそこまで持ちません。長時間にわたって写真や動画の編集をする場合は内蔵バッテリーだけに頼るのではなく、電源アダプターをつかって電源をとったほうが良いです。

ファンの音について

これはDAIVのノートパソコン全般にいえるのですが、パソコンを起動して使っているとわりとすぐにファンが回ります。パソコンの熱が上がりすぎるとパフォーマンスが下がるのでファンが回って温度を下げること自体は良いのですが、音が気になるかもしれません。

どの程度の音が気になるかは個人差があります。わたしはDAIVのNG5720というパソコンを以前使った時にこのファンの音がすこし気になったのですが、それに比べるとこのNG4500は本体が小さいぶん音が小さい気がしました。

DAIV-NG4500の裏側

DAIV-NG4500の裏側はこんな感じです。空気を外に逃す穴が空いています。

暑い季節にはPCクーラーを使うとより安心かもしれません。PCクーラーはパソコンを注文するときにカスタマイズからオプションとしてつけることもできます。

CoolerMaster ノートパソコン用クーラー NOTEPAL X-SLIM2

ノートパソコン用クーラー CoolerMaster X-SLIM2

写真編集・動画編集用パソコンとして使ってみた感想

写真のRAW現像について

クリエイター向けのパソコンなのでやはり実際に写真を編集してみて快適に作業できるどうかが大事です。わたしは基本的にRAWで写真を撮ってそれを毎回パソコンで現像しています。NG4500でもRAW現像ソフトのDigital Photo Professionalをつかって写真を編集してみました。

その作業をしているところをキャプチャしたのでご覧ください(音声は入っていません)。

大阪の新世界でスナップした写真をRAW現像しました。レタッチしている画像は2400万画素や3000万画素ほどの写真データです。最近の一眼カメラだとこれくらいの高画素になっているのでパソコンの性能も高くないと編集が大変です。

空の部分などハイライトがあまり白飛びしすぎないように撮っていたのですが、その露出では全体的に暗いので明るく見えるよう編集しています。あと大阪のハデでごちゃごちゃした印象を強調するように色が濃く出るようにレタッチしました。

上の動画を見ていただければわかりますが、等倍に拡大して見てもわりとすぐに映像が表示されていると思います。明るさやデジタルレンズオプティマイザ(収差や解像感の補正)の調整の内容もすぐに反映されているので支障なく編集できています。書き出しの時間の早さも特に問題ないと思います。

RAW現像した写真のビフォーアフター 編集前と編集後の比較

左:編集前 右:編集後

これぐらいのスペックがあればわたしのように日常的にRAW現像する人でもあまり大きなストレスはなく快適に作業できるのではないでしょうか。

この写真はパソコンのSSDに保存しているデータを読み出して編集しています。やはりSSDがあるとストレスなく作業ができますね。後ほどベンチマーク(性能の目安となる数値)も紹介しますが、SSDやSDカードリーダーの性能は良好です。

動画編集について

編集ソフトDaVinci Resolve15で動画編集もしてみました。4K30Pのムービーです。

フルHDくらいなら特に問題ないですが4Kの映像編集が快適にできるといえるかは微妙なところです。上のキャプチャを見ていただくとわかるように、編集中のクリップを再生するとコマ落ちします。特にタイトルやトランジションのところはカクカクします。

しかしレンダリングさえしてしまえばきちんと再生できます(下のキャプチャ映像を参照)。

どの程度が快適に感じるかどうかは人によりますが、個人的にはちゃんと動画も編集できるパソコンだと思います。

ユーチューバーのYUKIRINUさんも実際にこのDAIV-NG4500で動画編集されたそうです。ユーチューブは現在フルHDくらいの画質が主流なのでちょうど良さそうですね。テロップや効果音を入れた編集も可能でしょう。

参考:CREATOR’S VOICE ゆきりぬ|「DAIV」すべてのクリエイターに送る究極のPC